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人工知能セクサロイド×アホサラリーマン


《人物》アオ×俺

女とセックス出来る男だなんてひと握りしか居ない時代
自分は生憎容姿も才能も家系も人並みで大して女を集める要素がない
そんな時、値下げされていたセクサロイドだとか言う機械を恐る恐る買った
だが、顔も声も人間味がなく、まるでラブドールを抱いている気分だった
2回程しか使わない内に納戸に閉まってしまった
自分が虚しくなってしまったからだ
当たり障りのない生活を続けて2年
少しやはり1人での自慰も静かな空間のせいか惨めになる

そんな悶々と抱えていた時、俺らを馬のようにコキ使う会社からの帰りに新しいトースターを見に行った
その並びに最新アンドロイドが並べられていた
介護用に家事用など多岐に渡るアンドロイドの広告が壁に張り出されていた
真新しい服を着て並べてあるアンドロイドの脇に値下げされた中古のアンドロイドが置かれていた
俺はその中で最も値下げされていたセクサロイドを買った
幾ら値下げされていたとは言え、2年前の旧型よりかはマシだろう

領収書を受け取ると、会計の後ろの方でセクサロイドは値札を外され、箱に詰められた
店員から注意事項を説明される

この個体が中古品の相場の更に値下げされていた理由は不備が発見されているかららしい
最新型だと言うのに不良品になったままで売られたらしい
2人ほどご主人が代わっているらしいが、どの人間もこのセクサロイドと合わないらしく不良品だと言う事も相俟って最短4日で返品されたのだと言う

結局トースターを買わずに家に着いてしまった
翌日、自分の腰程の高さの近未来をイメージした塗装を施された箱が届いた
開けようと青いボタンを押すと、箱の面が外れ、花のように開いた中にはセクサロイドがいた
逆にいなかったら問題なのだが
早速使おうと機械の項の黒い正方形の面に指紋を当てるとそこが青く光った

『初めまして。僕は36型アンドロイド。よろしくお願いします』
マニュアル通りの挨拶から始まる

『36型アンドロイドの名前を決定して下さい』
「アオ」
アオは昔実家で買っていた犬の名前だ
黒髪と黒毛が同じで懐かしく感じる

『入力完了致しました。好きなセックスプレイを決定下さい』
プレイ?そんな事考えてなかった
おすすめとかあるかな
つか、良く考えたらこいつ男だったわどこに挿れればいいんだろう

「何かおすすめで」
『オススメ。実行致します』
アオは立ち上がるとテキパキと箱を片付けた
俺をベッドに倒す

そう言えば、店員挿入が出来ないって言ってたな
って事は扱いてくれるだけとかそういう事か
オナホ捨てちゃったしな
ぼーっと考える
アオは元々裸になっていた俺の脚を開き、ペニスを口に含んだ
唾液代わりにローションが分泌されているそうだ
何とも楽な時代になったもんだな
流石セクサロイド、俺の弱い場所を即座に探し出し責める
正直余裕無くなってきたかも
多く分泌されたローションが太腿まで流れ落ちる
機械だと嘗めていたが、舌は本物みたいだし、中も熱くてヌメっていて唯の端正過ぎる顔の人間にされてるみたいだ

「あ、ッ...イきそッ...、んっ」
内太ももが痙攣して全身が重く跳ねる
一度の大きな衝撃に全身が疲労を感じる
アオは睾丸から下に指を下ろし、窪みに触れる
中もマッサージするのだろうか
自分より遥かに知識の優ったアンドロイドに任せるとしよう
オススメを頼んだのは自分だし

『失礼します』
口の中から唾液を零す様に掌にローションを広げる
安い蛍光灯の電灯に照らされたそれを指に絡ませ、侵入して行く
ツプッと音がすると、あとはすんなり入って行った
流石セクサロイド下手な訳がない

そして中を一本指で探る
何か成分が含まれているのか、中が軽くビリビリして熱くなってきた
壁を確かめる様にゆっくり掻く
ペニスの裏側のある一点を過ぎた瞬間言い様のない甘い光が頭の中に点滅した
アオは黙ったままそこを執拗になぞった
指で可愛がる
考えられない程のテクニカルな指の滑らかさ
グッと上に突き上げる様に中指で核を刺激すると、抑えきれなかった下品な喘ぎ声とだらしなくも射精してしまった

そして荒い息が響く
大きく開脚した間にアオが座っていて、何とも考えられなかった構図だ
5秒ほど置いて、蕩け始めている孔に再び指が入って来る
三本指も入る程になり、その三本で内壁をごりごりに弄られる

もう体が追い付かなくて止めようとするが、両腕とも押さえ付けられる
まるで無機質な人間に無理矢理犯かされているようで、口から唾液が伝い、顔もふやけていく

『平均時間より早いですね』
「ぁ"、あぅッ、うっひぁっあ"...、」
アオの嘲笑混じりの声にすら感じて、精液を漏らす
始末前立腺が嬲られれば嬲られる程肥大してより快感を与えやすくなっていく
「イっぃ"ぃ"やぁ!!...やめへぇ...ッ、イぐッイク"..ッぅ!!」
『どうぞ。ご自由に』
声は硬く、表情も変わらないし、手加減もない
こんなに責められたら狂ってしまいそうになる

あぁあッという大きな声と同時に精液が腹一杯に散らばる
腹の中が熱を籠らせてのたうち回っている孔を2本指で拡げられる
これ以上ない羞恥心

顔が熱を帯びて、抵抗しようも押さえられていて出来ない
するんと中へ吸い込まれ、腫れた前立腺の手前を掻かれる
なんて焦らしなんだ残酷すぎる

腰を揺らして目的の場所を触らせようとするが、アオはそれを知ってか知らずか、ただドS設定でも成されているのか一向に当たらない

「ア、アオぉ...んっぅ」
『如何なさいましたか?途中停止しましょうか』
「ちがッ、ちゃんと、ちゃんとやって」
アオのわからない様な顔が俺を焦らせていく
早く早く、またおかしくなる位気持いい所を嬲って

『ちゃんとしてますでしょ?』
体がグッと降りてきて、胸板が触れそうだ
耳元で囁かれて熱い息のようなものが耳朶を掠める
り、リアルっ...過ぎっ

そう驚くと同時に、アオにハマっていきそうになる
アオは肉壁の左側を撫でる
それもジワジワときて好いが、きっと俺の言葉の中で決定打が無いのだろう

「もっと、さっきみたいにっ...、気持いい所ぐちゃぐちゃにしてッ!!」
真っ赤になりなからアオに縋り付いて懇願する
アオは少し笑うと、掌を上に向かせ、ペニス裏になる核を押し潰した
そしてカウパーを多量に分泌するペニスを扱く
快感が痛みのように全身を駆け巡って、思考能力が下がって行くのが分かる
バチバチ目の前で色んな色の火花が散る

「ぁぁ"あっ!!イ"くぅ...ッ!イ"っち"ゃッ、とまっでえぇえッ!!」
もう自分の言ってる事が情けないし下品だしってのは理解してる
でも、相手が人間じゃないから自分の欲望を全部吐き出せる
尚且つ自分が考えるより最上な快楽を与えてくれるのだ

精液を大きな衝撃と共にアオにまでぶちまける
全身がピクピク痙攣して、もう腕を押さえられてないのに枕を掴んでて体の熱も興奮も冷めやらない孔がぽってり赤く熟れて呼吸する

『アナルは初めてでしたか?』
「は、はひぃ...ッ」
返事も震える喉じゃ簡易に出来ない
アオの股間部分を見ると、ペニス型の物が上を向いてそそり立っていた

喉が鳴る

アレが挿ったらどうなってしまうのか
本当に壊れてしまうんじゃないか
指じゃ届かない奥まで何度も何度も突き上げられて、前立腺もカリ部分で引っ掛け擦られてイってもイってもアオに鬼畜に犯されて
頭の中では既にアオに与し抱かれていた
四つん這いになり、アオに臀を向ける
きっと真っ赤になって開き、蜜を垂らすそこが俯瞰出来てしまうだろう

「アオッ、挿れて...っ」
だが、アオはその孔には見向きもせず閉じた股に挿入した
大きくて熱いそれが俺のペニスと睾丸を上に押し潰す
ピストンを行う度にパンっと乾いた音と水が潰れる音がする
まるで本当にセックスしているみたいだ
気持いいが孔が切なくて腹の奥が熱くキュウとなる

店員の『挿入は出来ません』と言う言葉がフラッシュバックする
こういう事だったのか
「アオッ、アオ!!ッぁあ"っ!...」
そして股の間から白くサラサラした精液のような物が噴出された
射精するなら中でしてくれれば良いのになんてビッチみたいな事を切ない腹を我慢して思う

そして、その後アオは俺を風呂場に連れて行くと体を洗い、湯船に浸からせた
一時消えたが、その後に行ったベッドが綺麗になっていた為、シーツを替えていたのだろう
なんと良く出来たセクサロイドだ

俺をベッドに寝かせ、アオは部屋の角に座り、俯くと項の光が消えた
そして俺の意識も暗闇に溶けて行った

人工知能セクサロイド×アホサラリーマン: 概要
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