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会社に着き、スーツのシワがないか確認して送迎の車から降りた
見慣れた会社のエントランスに行くと案内の方と他の見学生4人程が居た
他の見学生は皆社会人で、この会社に入りたいが為に上京したのだと言う
そんなに価値のある会社とは思わないのだが

「佐藤 千晴です」
ここで笹本だと名乗れば、途中に会った誰かに疑われるかもしれないので苗字をほんの少しだけ変えた
効果があるかは分からないが


「続きましてこちら右手に〜部がございまして――」
案内のお姉さんの説明はとても分かり易い

列の一番後ろを存在を消して着いていた
すると後ろから「あっ...ッ」と聞き覚えのある声
きっとそうだ
しかし絶対振り返ってはならない
あくまで他人のフリだ
だが、そんな考えは無惨にも引き剥がされる

「千晴ッ...!!」
そう言って私の肩を掴んだのは間違いなく叔父だ
振り返らざるを得ない
目を合わせる前にニッコリ他人向けの笑顔を取って付ける

「何ですか?」
ここで目立つようなことは辞めてくれ
こちとら色々嘘ついてここに居るんだから

「...ッ、こっち来い」
叔父に腕を引っ張られる
だが、その手をぶった切ったのは私じゃなかった

「笹本さん!見学生に話し掛けるのは御遠慮下さい!進行の妨げになります!」
案内のお姉さんは赤フレーム眼鏡を直しながら仁王立ちする
ドンッと私たちの間に立ち塞がり、叔父を少々睨んだ

「すみません、親が知り合いでして。後は笹本さんが案内して下さるそうなのでどうぞ先に進んでて下さい」
背中を向けたお姉さんの肩をポンポンと叩き、伝える
人の良いお姉さんには申し訳ない

叔父の掴んだ手が私の腕をなぞり、緩やかに指を撫でてくる手が厭らしく誘っている様で
見学はここで途中離脱させて頂く 
叔父は私の手を掴みながら引っ張って、少し人気のない書類倉庫の前にある御手洗に連れ込んだ
御預けを喰らっていた叔父は宛ら獣のように私のチャックを開けて、中のまだ柔らかな幹を口に含んだ

「あんな大胆な事して。バレたらどうするの?」
はぁっ...♡♡と熱い息を深く吐き出しながら人のペニスをキャンディを舐めるかの様に味わう男
亀頭に下を這わせ、雁首まで沿って舐って行く

少しすれば私のモノもだが、叔父のペニスも興奮に充てられ出来上がっていた
叔父は私に腰を突き出すように閉められたトイレの個室の扉側にもたれ掛かる

ゆっくり自分でベルトの金具を緩め、スラックスごと下げていく
叔父らしい黒のそれから現れた双丘はお世辞にも小ぶりな訳でもなく、男らしく筋肉質だ
だが、妙に私の欲情を誘った
完全に熱した鉄のようになった自分の肉幹を叔父のひくひくと期待するソコの発情を誘発させるように上を擦り上げて行く

ローションの代わりになる物もないし...
やるしかないか
私はその淫らな狭間で自分自信を扱く
形的には素股であり、叔父を更に御預けで煽る結果になった
だが、私は何とか射精出来た為、その精液をローション代わりにする
それしかない

それを叔父の完全にキュウッと窄まったそこに塗し、指を入れていく
自分のさっきまでの努力は何だったのかと思ってしまう程中はトロトロだ

今日は玩具もなければ放置することも出来ない
よって私のペニスを埋めるしかない
ここで叔父が社内で不純な行為をしていた事が周知されてしまえば、叔父はこの会社から追われることになる
それも良いだろうが、何せ私も社員数人に顔を見られている
叔父の相手がぽっと出の次期取締役だなんて笑える
ゴムもないし...不衛生だし...
ここでヤっても大丈夫かな

「♡...ちはぅ...♡ちはるぅ♡♡♡ッ、ッ、...♡」
叔父はこんな私の葛藤を知ってか知らずか
自分の腰を前後に揺らし、私のペニスを擦る
男は下半身で動くと言うが、中身が私でもこれは...
叔父の痴態を見れて今日は満足だ

そう思い、ペニスをアナルへ最奥部目指して突進させる
ゴチュンッ♡"♡!!とS字結腸の入り口にぶつかり、キュンキュンとキツく締まった
そのせいでこっちまで持って行かれそうになる

「―――――――ッ♡"♡"――〜〜♡♡♡ぁ"ぁあ♡♡"♡ッ!?!!!"??!」
叔父は背筋を反らせ、派手に扉目掛けて吐精していた

トコロテンだ
必死に声を抑えようと自分の手の甲を噛んでいたが、コレばかりは星を飛ばしていた
腰から内太腿まで痙攣させ、快感を享受した
長いオーガズムを味わっている叔父には悲報だが、私は休息なしに律動を始める
パチュンパチュンと言う水音から、暫くするとパンパンッと肌同士の破裂音のようなものが響く

「ぅう"ぉ"......――♡♡"ッ..."〜――♡♡♡ッ!!!"?」
叔父の大好きな前立腺を亀頭でゴリゴリと手加減なく潰し、責める
そのせいでそこは硬みを帯び、ただ挿出させるだけでも引っかかる
結腸を塞ぎ何処までも進入し、抉った

今の彼には通常の様子など欠片も残っていなかった
顔から出るもの全て分泌させ、八の字に曲がった眉と真っ赤な目元
それら全てが私を煽った
どこをしてやれば叔父はもっと泣くだろう
頭の中でシュミレーションして消して、して消しての繰り返し

3度目の射精をした叔父は腰が砕けたようで
もう扉の支えが無ければ立てないほどまでドロドロだ
叔父の自分より低い位置の湿った首筋に顔を埋め、細かく発せられる喘ぎに同情しそうになる

「ちはッ...♡"ちはぅ...ッ、♡ぁっ...、ん♡♡"!!」
叔父のこちらを振り返った顔を押さえ、唇を貪る
何故したのか分からない
意味もなくそうしたかった

初め柔らかな表面を啄む程度だったものは、次第に下半身の抽挿の勢いと合わせて内部にまで及ぶ
叔父の短めな舌を絡め取り吸う

なんだ
なんなんだこれは
どうして私はこんな事をしている

復讐じゃないのか
憎い叔父への仕返しだろう?なのに何故...



止まらない...?


荒々しく叔父を扉に押さえ付けて、貪欲に珈琲の風味がする腔内を舌で嬲る
腰の抜けかけた叔父は若干の体重を私の膝に掛けながら打ち込まれる鉄の杭に蹂躙され、先走りと精液を扉にぶっかけた

ハァッ...お互いの熱く妙に甘い息が混ざり、口からは銀の糸が引かれる
目線が折り重なり混ざり合い、2度目の口合わせをしようとした1センチ前

『〜でさぁ、マジェねぇよ』
バタバタと2人の声がトイレ中に響く
叔父は固まり、キュゥウッとアナルを締め付けた
熱い叔父の耳に息を軽く吹く

「興奮する?...こういうの」
叔父は必死に横に首を振るが、私には絶えずキュンキュン♡締めるそこで分かってしまっている

バツンッと奥に打ち付ける
くぐもって低い音が叔父の下腹部から響く
叔父は自分の手の甲を懸命に押し当てこちらを非難するように睨むが、真っ赤に潤んだ目じゃどうにもならない

ゆっくり、目立つ音がしないように
だけど確実にポイントを狙って

コンコンと前立腺をノックしながら肥大した乳首を人差し指と中指で扱く
触れるか触れないかの距離で先をカリカリすると、叔父は腰を前後に振りながら良い反応をした

「...あっ、ま"、待"って...、待っ"て待っでぇ♡♡"...〜〜〜〜ぁ"ーーッ!?.....♡"♡"♡♡♡♡♡」
プシュアッ♡と堰を切ったような排泄の音がした
何事だと見下ろすと透明な液体が勢いよく扉に噴出され叔父の足元を濡らしていた

「潮吹いちゃった?...恥ずかしいねぇ」
クスクスと喉奥から笑いが溢れる

「あっ...ぁ...?...ッ...♡??♡"...」
小さく端的に喘ぎながら更に真っ赤になった叔父は、弱点を責める度に女顔負けに精液ではなく潮を吹き上げた

プシッ...プシャアッ♡♡
「まだ出るの?」

「もぉっや"ぁっ♡...つらい"ぃ...♡♡ぉ"ん...ああッ"♡♡"ーー♡♡"ッ」
4度目の潮吹きで叔父は流石に身体中疲労と快感で脳までぐしゃぐしゃになっていた

とっくに居なくなった社員らの為にまだ声を押し殺しながらアナルを若造に好き放題犯される男
ズルゥッとペニスを抜くと二度も中出しした精液が温かいまま溢れ出た

ズルズルと私のシャツを掴みながらしゃがみ込み、放心状態になった叔父の身体中をハンカチで拭くが、結局足りずにティッシュぺーパーで拭った

かれこれお姉さん達と分かれて2時間程経った
こんなに長い時間こんな所にいただなんて...
そしてエントランスまでの道を知らないふりをして、意識の回復した叔父に連れてもらった
その間、痛む腰を庇いながら歩く彼を支えていた自分に疑問を感じた



「する必要なんてなかった...のにな」
分かれた後、帰りの送迎の車の中で呟いた声はそのまま開いた窓の隙間から逃げて行った

①ー5: 概要
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