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時間を停められる高校生×若手車掌さん

《人物》高校生×車掌
ガヤガヤ...

右からも左からも音の洪水が俺を飲み込む
新幹線の車輪が高速で走る為に起こる軽い様で鋭い音も
通り越しにスマホを弄る大学生の伸ばされた折り畳み式のテーブルで、爪でリズムを取る硬い音も
女子高生が数人で話すパフェについての姦しい声も

俺の唯一の長所であり短所は耳が異常にいい事だ
だからこそイヤホンをしても聞こえるものは聞こえてくる

後ろの女子高生らの声がより一層高まって自分の椅子にまで振動が来る
目を瞑った
俺は耳がいい事を“唯一”の長所であり短所であると言ったが、もう一つを忘れていた

『きゃははッ.........』

...シーン 
俺は時間を止める事が出来る
気付けば出来るようになっていた
戻し方は簡単だ

そんな独り言を心の中で淡々と喋りながら、席を立ち、後ろでスマホを見せ合っていた女子高生の向きを変えてやる

「はぁ......うるせぇな」
と悪態をつきながら自分の席に戻ろうと目線を前方に向けると、あるものが見えた
制服を乱すこと無く完璧に着込んだ、至って真面目そうな若めの車掌だ
受験を終わらせた帰りの新幹線であり、数日間寝不足の俺は完全に判断力を鈍らせていた

あの制服を乱してやりたい...
と自分より年上、しかも普通の男にそんなことを考えてしまう程に
ヌラリと立ち上がり、向こう側で固まったままの車掌に近付く

自分より10センチ程低い男のジャケットのボタンを外していく
相手も周りも微動だにしない
それをいい事に脱がせたジャケットを、横のおっさんの頭に被る事もお構い無しに投げた

ネクタイを外すのが面倒くさいし戻せないので、3番目のボタンから外していく
中途半端に開かれたシャツから見える薄く筋肉の着いた胸が厭らしい

指を入れて撫でると、やはり女とは違って膨らみもないし筋肉で固い
なんだか禁忌的だ

そろそろ飽きて来たし辞めるかと思っていたところ、カサっと繊維的な素材が指にぶつかった
何だ?と不快になり端を見つけて剥がすとそれは絆創膏だった
コイツ胸毛剃る時にでも切ったか?
なんて半笑いで指先に当たった粒を親指と人差し指で摘むと分かった

女よりも確実に乳首が膨らんでいる
チクニーでもしているのか、それとも生まれつきか

絆創膏はここに貼ってたんだな
敏感過ぎて仕事に集中出来ませんってか?
あんなピッチリした制服の下にこんなもん隠してただなんて、世の中何があるか分かったもんじゃない

人生で一度会えるか会えないかの奇跡のデカ乳首男だ
此処ぞとばかりに楽しもうじゃないか
堅苦しく重い制服のジャケットを脱ぎ、未だに頭から車掌さんのジャケットを被っているおっさんの上に更にポイ投げする
腕まくりし、車掌さんを床に座らせる
別に時間を停めてると言っても、体が死後硬直みたいになるって訳ではなく、マネキンみたく動かす事は可能だ

足を開かせ、間に体を挟め込む
大分凄い体勢になったが、そのまま続行する

シャツのボタンを下まで全て開け、邪魔なので魚の腹開きの様に開かせる
実際に目で見ると、乳首は中指の爪位にまで肥大しており、先端にかけて膨らんでいた

「どんな触り方したらこんなデカくなんだよ...」
まず俺の指も乳首も乾燥していて、擦ると普通に痛いので唾液を絡ませながらゆっくり下から啄くように舐る
恐らく女のクリと同じように扱えば良い訳だ

乳首の根から舌先で擽るようにしながら右手では乳輪を優しく摘む
捻じるように揉みながら中心へ寄っていく
唾液を多く塗すイメージでヌルヌルになり始めた乳首をコロコロと舌から逃がす様に嬲る

ち"ゅっ...ち"ゅん♡と時々吸いながら、右では小指から人差し指まで4本の指で乳首先がカリカリッと順に掻く様に軽く力を入れずに刺激していく
止まることの無い乳首への快感が、今この男の中に蓄積されていく

時間の拘束が解かれた時どの様な音を聞かせてくれるのかそれを楽しみに、男の乳首を吸う乳首が赤みを帯び始め、尖り始めた

この男は感じているのだ
そして乳首を勃起させている
無表情な癖に、乳首を真っ赤に肥大させて、テラテラになっている

時間が停まっているとは言え、この場には十数人いる
この男も自分の知らぬ間に、自分の秘密を暴かれ、ましてやそこを仕事場で勝手に弄られるだなんて最高に運がない
同情してしまう

...と心の中で憐れみながら腫れたそこを吸って舌の先で細かく速く転がす
口と、人差し指と中指で挟んで交互に擦りながら勃起してデカくなった目立ちたがり屋の乳首を扱く手は止まらない

ふぅ...
そろそろ疲れて来た
ここで時間を動かしては、車掌さんが可哀想だと、人形の様に動かせば動く四肢を支えながら狭苦しいトイレまで連れて行く

そして服を整えて口にハンカチを咥えさせてやり、情程度に帽子を被らせてやる
シャツ越しに目立つピンと勃った乳首はとても欲情を誘った
深い意味もなく自分の存在を面白くさせるために、首にキスマークをキツくつけて、その扉を閉めた

随分前に直した女子高生の向きは変わらぬまま
身動きしないおじさんの上に掛けられたジャケットを羽織り、何事も無かったかのように優雅に席に着く



目を瞑る


......ゴゥンゴゥン...ガヤガヤ...
女子高生の不思議そうな会話
変わりもせず大学生の指のリズム取りの雑音
おじさん達のいびき
車体が空気を切っていく様な推進の音

掛けたイヤホン越しに再び音に溺れた世界に戻った
試しに片方外すと、最奥部から布に阻まれて
でも確かに絶頂を繰り返す酷く煽情的な男の泣く声が、俺の耳のみに伝って聞こえる

いつもと同じ中に違う何か
それは誰も知らない内に起きる
そして誰も知らない内に戻っていく
その後、暫く車掌さんが出てくることは無かった

「良いもの見れたな...」
ふふんっと久し振りに上気分に、外した片方のイヤホンを耳奥に押し込んだ



時間を停められる高校生×若手車掌さん: 概要
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