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爬虫類系陰キャα×ヤンキーΩ

《牧田×岸島》

ぞわぞわと下腹部から子宮が疼く様な感覚全身が桃色に色付き、指先まで麻痺していく
また発情期かよッ...
昔から定期的に来るので、もう慣れてはいるがこれはかなりのストレスになる
Ωにとってこれは身を削る周期なのだ

だが、今日はいつもより若干来るのが早い
周期が乱れたのだ
帰らないと...薬は最悪なことに手元にない
それでも、発情期のΩなんて、外に出ればβ共の餌にしかならない
働かない頭を必死にフル稼働させる

一週間も治まるまでここに居るのは流石に無理だし...母さんに電話...なんて考えが浮かんだが、最悪な事に今日は地区の集会があった
最速でもあと3時間は無理だ
LINEにメッセージだけ震える指で打ち込む
何度もミスって打っての繰り返し
それがとてつもなく長く感じた

まさかこんな生物準備室に来た時だなんて
もし誰か来たらどうすんだよ...
今日の授業で忘れたスマホを取りに来たらこれだ
ほんとツイてねぇ...

あと3時間、ここで上がる息を潜めながら待つしかない
薬の抑制がない今、これ迄の反動と言わんばかりに熱がせり上がる

「はぁッ、....、」
ちょっとだけ、辛いからちょっとだけ
そう思い、信じられない位に愛液を分泌したそこをズボン越しに触れる

もう水音もする程で、興奮だけが煽られていく
それだけじゃ足りなくて結局ベルトを外して直接膣の様にヌラついたそこに指を入れていく
ビリビリと骨髄まで痺らせたそれが、俺の指を催促させる

「んっ...、ッんんっあぁぁっ...」
だが、目の前に人が現れるのはそう遅くはなかった
異常な位に全てが高まる後ろもキュンキュン締め付けて、離さない

「岸島君?」
「ぁあぁあ...、あッ」
牧田の長い前髪から冷たい視線が送られる
コイツ、牧田っ、クソβがぁッ!!
俺はこんなクソβ陰キャに犯されるぐらいなら、倒れながら全員蹴り飛ばして帰った方がマシだ

「大丈夫??」
不規則に痙攣する背中に牧田が背中に触れる
だが、その前から俺の全身は色艶を増して、まるでαにでも遭遇したかのような反応をする

Ωが種付けしてもらう為に進化した事がよく解る
目の前がどろどろに狭くなって、触れられると指先まで稲妻が走り抜ける
快感感じたのはそれだった

「なんっで...!?ッおま、...」
αなはずがない
だって、校内ではαは生徒会長ただ一人じゃッ...
こんな陰キャが、有り得ない
そんな事を考えても、本能に良い様に乗っ取られた体ははしたなく色蜜を零す

首筋を低体温の手でなぞられた時俺の理性の糸は、Ωとしての子孫繁栄の目的の為の本能に喰い千切られた



「あぁっあ...!!?ぁあ"ぁッ、♡♡!!ッ」
αとΩの交尾は、流石自然界が考えただけあってえげつなく悦い
子宮まで突き上げられて全部流れてく感覚が脳を馬鹿にする
ここが学校で、俺の方が強くてとか、陰キャがとか
もう全部全部どうでもいい
ただ、相性の最高な牧田のペニスを味わう

「αって大変なんだよ?こうやって、生徒会長の替わりに発情期の奴らッ救わなきゃなんないんだからッ」
「もっとぉ♡♡ッ!おくっおくっぅ...♡ひっいぃい!!?」
もう限界点まで超えるんじゃないかってくらい強く叩き突かれる
熱くて赤い舌が首筋を舐める度に「噛んでくれないかな」と望んでしまう

「──〜〜ッ♡♡!!!?」
まんぐり返しにされ、上からズンズンピストンされる
それが凄まじくて、息のし方も喘ぎ方も忘れそうだ
臍の上には既にただの水になった精液が床まで伝い溢れていた

牧田のペニスが中から抜かれるどぷゅという、空気を受け入れた下品な水音がなる
孔はポッカリ口を開けて呼吸をする
αの精液が俺の比較的小さいペニスにかけられた
それに興奮してまたドライする

「悦かったよ岸島君。ちゃんと避妊するから、また縁があったらよろしくね」
ひくんひくんと大きく下腹部が痙攣し続ける
αの精液を求め、オスの子宮が暴れ狂っているのだ


中に欲しかったなんて、俺はやっぱりΩなんだと改めて感じた

爬虫類系陰キャα×ヤンキーΩ: 概要
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