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チート冷酷男×モブチンピラ


《人物》チート男×モブチンピラ
この地球上で最悪の日はどんな日だろう
おっと、違うな

人間にとって最悪な日はどんな日かだ
が、元々一応の人生すらも歩けなかった
俺には関係ない気もする
つい2ヶ月前地球上での人類は危機を迎えた
政府の手に負えなくなった科学者が撒き散らしたウィルスは瞬く間に拡散し、今や、生存者は僅かとなってしまった
だが、そんな世界になっても底辺はいる

ノロノロと歩く奴らの後頭部をバッドで殴るバイクに乗っているからか、より内容物が吹き散る

「ヒャッッッホォオーーー!!!」
人間がほぼ居なくなったこの街に、仲間の雄叫びが響き渡る




それは突然だった
いつも通りに仲間が廃病院の監視員室でカードゲームしてる時俺は1人早くに就寝した
妙に眠かった

深く重い眠りにつく
しっかりしたベッドで寝るのは久し振りだった
朝か昼か分からないが、気が覚めて瞼を開ける
寝返りが打てない
呆けた脳が状況を把握するために使えないなりにフル稼働する

「ふぐくぉおお!!」
口に固定されたタオルが発音を邪魔して、自分でも何言ってるのか分からない程に濁音する
もしかして仲間が俺を囮に?いや、こんな面倒な事するなら逃げれる奴は逃げるって考えの奴らだ
だとしたら誰だ
ベッドに手足ともにキツく縛られているが、ベッドごと揺さぶるだが、結び慣れている奴の犯行か、ビクともしない

「煩い」
鴉の何倍も深い色の髪色の男が扉から覗いた
俺は見たことの無い男に、身を強ばらす
こいつがこれを外してくれないと、俺はゾンビに身を晒したままだ

「ふはぅぐぐ!!!」
限られた空間内で口を最大限に活用させるが、言葉として伝わらなき
だが、男はただ怪訝な表情をしただけだった

「煩いって。学習能力ねぇな馬鹿は」
棘があり、有無を言わせない口調だった
無感情にそう言い放つと、カツカツと靴を鳴らしながら近付いて来た

右腕から鎖骨、脇腹を通って内太腿を触れる
細い注射器を軽く振り、中の液体を混ぜた男は、そこに静かに刺した

「はうッ!!っぐぐぅぐッ!!!?」
やばいッ、ヘンな薬いれられてる!?
必死に抵抗しようと、体中の関節をフルで暴れさせるが、男に頬を思い切り叩かれた

「怖い?」
嘲笑しながらゆっくり注入される様子を見る
俺に聞く
怖いに決まってる
俺は首が取れるんじゃないかってぐらい頷いた

「へー」と適当な相槌をすると、男はスピードを上げて注入したこいつッ、性格悪い

「ふぅぅぐッ...」
半泣きになりながら唸る
だが、残念なことに男は抜いた注射器を色の着いた瓶にもう一度挿し、中の液を吸い上げた
それが、1度目に刺された場所と近い所に刺し込まれる

ゆっくりゆっくり柘榴色の液が入って来るのが苦しく感じる
全て注入し終え、針を抜くと、男は俺の目の下を撫でたきっと涙が零れていたんだろう

「良い子だ」
頭を撫でられるなんて経験は一度もなくて、恥ずかしい様な甘い様な感覚
良い子は褒めて貰える
自分とは真逆な人種だと思っていたそれに、今は該当している気分だ
男は大人しくなった俺を見て、近くの机に無造作に置かれた本の栞を外し、読み始めた

どういう事だ...?殺さないのか?それとも実験用の薬の副作用を待っているのか?どちらにせよ死ぬ事は確かだ
全身が粟立つ

だが、初めは不安が脳で幾度となく自分を絶望させていたが、時間が経つにつれて働かなくなってきた
寧ろ全身が火に炙られているように熱い
しかも淫らな色まで孕んでいるではないか

「ぅ、ぐふぅ、う、ぅ」
男が俺の体を見る度に、期待で体が震える
もう露出された下半身の中枢部にあるペニスは、たらたらと液を滲ませながらプルプルと揺れていた

全身が疼く
しかも内部からさっきの薬が熱を持って体内を這いずり回っている
男は薬が効いてきた様子を見ると、本を置き俺の脇に座った

あぁ、触って欲しい
この猛ったペニスを痛い程扱かせて欲しい
それを実現させられるのは、目の前の男しか居ない
男は、俺の唸りを無視して、空気に触れる
俺の乳首を触ったその感覚
爪の先でカリカリと決定的な力がなくて、もどかしい平たい乳を掌で撫でられ、脇まで舌が伝う感度が何倍にも引き上げられた今、赤く腫れた乳首は触って欲しいと強請る

体中の神経が乳首に集まっている様で、女の娼婦の様に感じてしまう
嫌なのに俺は男なのに...

頭でそう自分に言い聞かせても、粒を舌先でつつかれればまた力が抜けて体を許してしまう
尖った犬歯が粒を掠る度に背筋が甘い稲妻で溶かされる

「ッ、ぅうううッ!!!」
大きな波が沢山のエネルギーと共に放出された下半身は白く汚れた
その時、男は粒を甘噛みしていたのを止め、その精液でアナルを溶かし始めた
初めはペニスの筋を撫で、そこから会陰部を伝い、謎る様に行き着く
きゅっと筋肉で閉まったそこを宥めながら、侵入していく

だが、男は指を引き抜き、まだ全く勃ってもいないペニスを取り出した
タオルを外された口に押し込まれる
頭を掴まれたまま喉まで圧されて、吐きそうになるが胃の中に何も無いので、胃酸が上がって来ただけになった

顎が痛いし、苦しいし、顔から出る全部を垂れ流すきっと見ていられない顔だろう
その顔を見る度に、男の質量が増してくのだから悪循環だ

それが抜かれる
酸素が一気に肺を満たした
まるで長距離を走った後の様に胸が上下する
男に頭を優しく撫でられる
飴と鞭だろうか
褒められた気分で胸が温かくなる

頑張れば褒められる...?
こんな俺でも、我慢さえ出来れば人並みに相手して貰えるのだろうか...?
もっともっと褒めて、触って

「もっと頑張れるよな?」
悪魔の囁きみたいだ
甘く、人の願望を満たしてくれる
自分を肯定してくれる悪魔

優しい悪魔





「んぎぃぃい"い"!!いだっ、あ"っ"あ、」
慣らされても濡れても拡張されてもいない、処女のアナルに、猛りを捻りこまれる
確実に切れたし、中の臓器も悲鳴をあげている
だが、先程中に入れられた水を出して浣腸したのだから、汚くは無いはずだ
桶に自分の排泄物を含んだ水が流れ込むのは死ぬ程恥ずかしかったけど、その後の甘過ぎる程の言葉が俺を溶かした

「あっァあ"ッァあッ!!」
初めは筋肉で塞がれたそこをこじ開けられて、気絶するんじゃないかと思うぐらい痛かった
だか、変な位、中をペニスで押し広げられるのが、嫌という程快感になってきた
一点の箇所を突かれると、失神する程気持ちいい
さっきから鈴口から精液が流れ出している

「やぁっ、ぁぁっあ。ッもっ、!!や"ぁッッ!、!」
イきたくないのに何度も何度もイかされる
激しくて厳しい突きが、俺を追い込んでいく

「もう頑張れない?悪い子なの?」
「んぅ...っあぅッ」
ピタっとピストンは止まり、端正な顔が近くにあることを覚える
前の振動の余韻もあり、頭の中も顔もぐちゃぐちゃだ
悪い子?俺は...良い子がいいいい子でいたい
褒めて貰いたい
もっとドロドロになるまで甘やかして

初めて知った甘い感覚から抜けられなくて、ずっとそれを欲してしまう

「いいこぉ、...ッ、おれぇ、いいこなのぉっッ」
回らない滑舌を必死に回して答えようとする

「へぇ。俺良い子さん好きだよ」
「あへぇ...っぁっあんっうぅぅぁ」
首元に優しいキスをされる
それと同時に焦らす様に腰の揺れが始まる
先の方だけ抜き差しされる
だが、俺はもっと奥まで欲しい
疼きが奥で燻っている
キュンキュン下腹部が熱を持って切なく締まる
もっと掻き乱して

「おくっ、もっとぉ」
顔面液体だらけでみっともない顔で強請る
だが、男は髪を梳くように撫でるだけ
違う違う

「どうして欲しいの?」
「...おくまでッ、ぁうっ、..ちゅいてッ」
「良い子ならもっと言えるでしょ?どういう風にされて、どうなりたいの?」
期待外れだと、呆れた様に息を吐く
やだ、良い子でいたい褒められたい嫌われたくない

「あっ...ぁっ」
「言えない?」
男は苦笑いする
そして萎んできたペニスをぱくぱくと呼吸しながら咥えるそこから抜こうとした

「俺のぉっトロトロのケツに、沢山パンパンしてッ沢山イかせてくらさッ!!」
必死だった失望されたくない
もっと俺だけ見て

男は、それを、俺の結腸目掛けて突き上げた
息が出来なくなると同時に、幸福感に包まれる
見捨てられてない良い子出来てる

「あっあっぁぁあ"!!イっく、イっちゃうぅ!!..ッ.ぁぅあ"あ!!」
俺は縛られた手を握り、腹に力を入れながらイった
ゴリゴリ前立腺を突いてたペニスを引き抜き、俺の精液の水溜まりに精液を吐き出した

まだ余韻で、体はひくひくと跳ねる
無理やり拓かれた孔は荒く息をしていた


男は俺の額や首に沢山のキスを落とす
その度に、ビクンと敏感な体が反応してしまう

「良い子、できたぁ...」
男は紐を解き、俺の頭を優しく撫でた



こんなぶっ壊れたら世界なのに俺を愛さずに死んだ親も俺を見捨てた仲間も居なくなった今なのに
如何してこうも幸せでいられようか





独り者同士、俺らは軋む錆びたベッドで目を瞑る
久し振りの人肌は温かく愛しい物だった

チート冷酷男×モブチンピラ: 概要
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